サピママです。
中学受験をふり返るシリーズ。今回は、テキストの優先順位について。
↓前記事
膨大なテキスト
サピックスでは、授業ごとにテキスト(プリントを綴じたもの)が配布されます。
その量は、4年生→5年生→6年生と増える=学習内容も増える。
「テキスト整理(管理)は親の役割」(前記事参照)と、サピの先生方がはっきりと明言されていますが。
それって、学習管理も親の役割、ってことになるんですよね…。
あの大量のテキストから、どれとどれをこの日にやって…と、自分で学習計画を立て、実行することは、わが家のサピ長女には無理でした。
「え?それもやるんだっけ??」「テキストどこ?」となることもしばしば。
そんな訳で、親がテキスト管理と学習管理をしていました。
またサピ長女は、4年生のうちは、配布されるテキストの中身すべてに取り組んでいました(取り組もうとしていたが正しい)が、5年生、6年生になると、とてもじゃないけれど時間が足りなくなってしまいました。
そんな訳で、取り組むテキストや内容に優先順位を付けていました。
元々、サボり癖のあるサピ長女に、1週間の間に「これだけはやろう!」と約束してきたテキスト(内容)たちを、学年ごとにまとめておきます。
4年生の優先順位
- 基礎トレ
- 算数B(復習しよう、ステップ①~⑤の★2つ)
- 算数A(計コン)
- 国語A(漢字)と言葉ナビ(上)
- 理科テキスト読む→ポイントチェック→デイリーステップ(順番も大事!!)
- 社会テキスト読む→デイリーステップ
- 算数A(復習しよう)
- 社会白地図トレーニング帳
- 理科・社会の確認問題
- 国語A(コトノハ、読解メソッド、読解演習)
- ベイシック平面図形(※冬期講習前後の課題)
家庭学習→デイリーチェックのパターンを知る4年生。
4科をまんべんなく取り組むのが良かったように思います。
親のサポートが大変だったのは、理科!
内容がけっこう難しくて、物理分野単元のときは、親子でヒーヒー言ってました💦
やってよかった!と思ったのが、白地図トレーニング帳。
↑これ、マンスリーや組分け前の復習にも役立ちました。
年間学習法にも、対応するページが記載されているので、一緒に勉強して置いたり、ちょっと先取りしておいたりするといいと思いました!
4科にまんべんなく取り組み、家庭学習→デイリーチェックで得点のパターンを習得せよ!
5年生の優先順位
- 基礎トレ
- 算数Bデイリーサポート(確認偏A~D)
- 算数Bデイリーサピックス(デイリーサポートで間違えた問題だけ)
- 理科(テキスト読む→確認問題1~4→デイリーステップ)
- 社会(テキスト読む→基礎編→デイリーステップ)
- 国語A(漢字)と言葉ナビ(上)(下)
- 理科・社会コアプラス(確認テストの範囲)
- 算数A(計コン、ベイシック確認テスト、復習と演習の間違った問題)
- 国語A(コトノハ、読解メソッド)
- 理科(確認問題5~8)
- ベイシック比・割合・速さ
4年生と比べ、負担が倍増したように感じた5年生。
週3日の通塾に加えて、算数の内容がグッと難しくなり、それに連動するように理科にも計算が出現。
更に、コアプラスがテキストD10あたりから確認テストに加わり、試行錯誤しました。
結局、6年生の受験直前まで、ずっとお世話になったコアプラス。
サピの膨大なテキストの中から、必要な単元を探し出し、重要項目を選び出すのは、共働き家庭には至難の業だったので、コアプラスのような1冊にまとまったテキストは、とても役に立ちました。
そして、冬期講習前に「必ずやってね!」とサピに言われたのが、ベイシック比・割合・速さの3冊。
これは、わが家では冬休み中の最重要テキストでした。これで、授業の穴を埋めたと言っても過言ではない。
算数バリバリできるお子さんには、物足りないテキストだと思いますが、基礎が怪しかったサピ長女には、重宝しました。
5年生では、算数で入試頻出単元の「比・割合・速さ」の理解を確実に!
コアプラスの学習法は、子どもに合ったやり方を見付けよう!
長くなってしまったので、6年生編は次記事へ↓
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