中学受験をふり返る④ 〜親の関わり〜

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サピママです。

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中学受験は親が9割?!

共働きのわが家が中学受験を考え始めたのは、サピ長女が小学3年生のとき。

ちょうど、高校入試を廃止する私立校が増えて、女子の進学先選びが難しい、というニュースを耳にしたためです。

それまで、「御三家?私立中学校なの?開成、麻布なら名前知ってるよ」程度。

サピパパもサピママも、首都圏の中学受験や塾のことを全く知りませんでした。

まずは知るところから!と、手にしたのがこの本↓

中学受験は親が9割 最新版

え?親が9割?!やれる気がしない…。

そんな親の様子は気にもとめず、文化祭に行き「この学校に行きたい!塾行ってみたい」というサピ長女。

まあ、やれるところまでやってみるしかない、と腹を括り、共働きにも関わらず、サピ長女の志望校合格実績No.1だったサピックスを選び、サピ長女が通い始めました。

サピックスに3年間通ってみて、実際のところ、親の関わりがどの程度必要だったのか?について、ふり返ってみます。

4年生では、通塾→家庭学習のリズムづくりを!

  • 塾の迎え…週2日
  • テキスト整理…週末
  • 家庭学習の準備、計画、管理…週末
  • 学習内容のチェックとフォロー(分からないところを見付ける、教える)…主に週末
  • 学習習慣を付けるための声掛け…毎日😭

通塾をスタートした新4年生(3年生)の3月から、コロナの影響で学校は臨時休校、塾もオンラインに。

そんな状況下ということもあり、塾→家庭学習の通常のリズムが整うまで、かなり学習サポートが必要でした。

また、サピから持ち帰る膨大なテキストをどう整理するのがいいのか、わが家なりの方法を見付けるまでに、時間を要しました。

中学受験生活のスタートは、親子で適度な緊張感があり、やる気もあったんでしょうね。

週末の午前中は、サピ長女の隣に座って、算数の問題の解き方を教えたり、理科や社会のテキストを一緒に読んだりしていました

そしてサピママは、家庭学習法やテキスト整理の方法の最適解を探して、先輩方のブログを徘徊しておりました。

4年生では、子どもに合った通塾→家庭学習のリズムづくりをサポートしよう!

5年生では、学校説明会を予約!

  • テキスト整理…マンスリーテストごと
  • 家庭学習の計画と管理…隔週末程度
  • 学習内容のチェックとフォロー…マンスリーテストごと
  • 学校説明会の予約、参加
  • 「○○やったの?」の声掛け…だいたい毎日😓

塾の迎えは、サピ長女が友だちと帰ってくるようになったため、行かなくなりました。

学習計画の立案やテキスト整理は、4年生時で慣れてきたので時間削減

ただ、テキスト整理のタイミングで学習内容のチェックもしていたため、サピ長女のサボり発覚が遅れがちに。

マンスリーテスト直前に、「え?!これもやってないじゃん!!!😡」ってことは度々でした…。

親も子も、塾あり生活に慣れてきて、中だるみしていたところがあったんじゃないかなぁと思います。

サボった分や分からなかった内容は、学校の長期休みのタイミングで埋め合わせていました。

あとは、4年生時はコロナで行けなかった学校説明会の予約と参加が、親の役割に追加

でも、「コロナで6年生限定ばかりだから…」と、あんまり積極的に動かなかったんですよね、当時。

その結果、予約開始時刻によーいドン!で予約を入れることができない共働き家庭には、この役目が6年生まで重くのしかかってくるのでした

5年生では、たくさんの学校説明会に参加できるよう、情報収集+予約を!

6年生では、全面的なサポート体制で!

  • 塾の送り迎え…SS特訓開始(9月)以降
  • お弁当作り…SS特訓開始(9月)以降の日曜日
  • テキスト整理…毎週末
  • 家庭学習(過去問含む)の準備、計画、管理…週末+その都度
  • 学習内容のチェック…週末
  • 学校説明会や文化祭のチェック、予約、参加…それぞれ月に1~2回程度
  • SOや外部模試の予約、試験会場への引率…9月以降の月に1~2回程度
  • 塾の個別面談…年2回
  • 受験校の情報収集…月に1~2回、受験直前期は週に1~2回
  • 受験パターンの立案、シミュレーション
  • 受験校への出願、入試会場への送迎、入学手続き
  • 「もう起きた方がいいよ」の声掛け…毎日😭

…こうして書き連ねてみると、よく頑張った!自分とサピパパ👏

思い出してみると、毎週末サピ長女関連でお出掛けしてました。学校説明会やら模試やら

5年生でちょっと楽になったと思ったテキスト整理も、土特やSS特訓が始まって、毎週末にやらないととんでもないことに!😱

そして、受験校決定にも関わって、学校説明会予約の役割がより責任重大に。

学校選びのため、6年生限定で開催される学校も多いものの、10時予約開始って、会議中なんですけど?!端から参戦すらできないじゃん!!

共働き家庭が不利な要因はここか!と思ったほど。

受験本番に関わる役目も加わって、体力だけでなくメンタル的にも負担感倍増でした。

6年生では、親の全面サポートが必須!親も、体力・気力十分で臨もう!

中学受験、やってよかった!のために…

こうしてふり返ると、サポート量として「親が9割」は確かにそうかもな…と思います。

でも、目に見えるものだけではなく、目には見えない子どもへの影響力も、「親が9割」なのではないかと思うのです。

高校受験ならば、行きたい学校も、塾に行くかどうかすらも、ある程度本人が選んでいるのでしょう。

それに対して11~12歳の受験では、学校選択から学習サポート、体調・メンタル管理含め、親の関わりが大きく影響するのは当然のこと。

その分、親の関わり方を間違えると、子どもに大きな傷を負わせたり、間違った方向に導いてしまうこともある。

わが家も、「サピ長女にとって何がよいのか?どうするのがよいのか?」を悩み、考えながら、3年間を過ごしてきました。

もちろん、感情的になったことも何度もあります。

サボるサピ長女に、「もう、塾やめよう」と言ったことは数えきれないほど。

それでも、寄り添うと頑張れるサピ長女の姿に、親の関わり方次第なんだな、と思わされました

よりよい中学受験にするために、「中学受験は親が9割」の影響力をもつことを親自身が認識すること。

その上で、わが子をより理解し、寄り添い、その子にとってよりよい方向に導いてあげることができれば、きっと「中学受験、やってよかった!」と思える日がくると思っています。

自戒を込めて。

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