中学受験をふり返る② 〜算数その1〜

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サピママです。

「中学受験は算数で決まる」と言われるほど、重要な算数。

サピ長女に関しても、算数で得点できるようになったことが志望校合格に繋がった、と感じています。

では、どうして得点できるようになったのか、サピ長女の場合をふり返ってみます。

算数の得点戦略と成績

小4の入塾テストのときから、国語はできるけど、算数はイマイチ…だったサピ長女。

サピの算数テストでは、時間内に最後の大問まで解き切れないのが普通でした。

そのため、わが家で立てた作戦は、

  • 大問1、2は落とさない
  • 後半の大問も、(1)だけは手を付ける
  • 難しい問題でも、考えることをあきらめない

この戦略で、7割(105/150点)の得点率を目標にしていました。

その結果、得点率としては大体6割(90/150点)程度目標には未到達状態が、6年生まで続きました。

平均点の上下で、偏差値の幅はあったものの、サピ長女の得点率は安定していました

そんな訳で、偏差値だけだと、組分け>マンスリーが常でした。

当然ですが、大問1,2の正答率が落ちると、偏差値50を切ることが多かったです。

それが6年生の合判(秋以降)では、8割(120/150点)を超えるようになり、伸びを実感。

8割を超えると偏差値は60オーバーで、他の科目を牽引することも。

そのころには、大問1,2で1問程度落とすものの、後半の大問にも到達し、正答することも増えていました。

過去問でも、算数の得点が上がっていきました。

4・5年生の算数学習法

日々のサピテキストは、4年生のときからコベツバさんの記事を参考にして、★2つまでの問題には取り組むようにしてきました。

そして3年間、基礎トレは必ず毎日やらせていました。←これはサピパパがしつこく声掛け

計算力!の4年生

4年生では、まだ時間に余力があったので、★3つの問題や頭脳トレーニングにも挑戦したい!

そう思っていたのは親だけで、サボり癖のあるサピ長女は、よく★3つや頭脳トレはサボっていました…。

心配だったのは、計算力コンテストでミスが多いことと、計算に時間がかかること。

計算ミスは、マンスリーでも大問1でボロボロ落とし、このままで大丈夫かな?と心配をしていました。

また、計算に時間がかかるため、大問の最後まで行きつかない

そこで、計コンの取り組みを見てみると、面倒な計算を力技で解こうとしている。

計コンの後半の問題は、工夫して解くことで時間短縮ができるので、その方法をサピママやサピパパが教えていました

また、計算力強化のために、公文算数を併用したり、百マス計算をやらせたりもしました。

とにかく4年生は、計算、計算、計算!です。

比・割合・速さの攻略が肝!の5年生

週3日のサピの通塾にも慣れた、5年生の後半。

サピ長女の算数の成績は、低空飛行する(得点率6割を切る)ようになりました。

原因は、比・割合・速さの単元が始まったこと。

塾での先生の解説を、消化しきれないまま帰宅するようになりました。

分からない→やる気出ない→テキストサボる→テスト結果惨敗😿

完全に悪循環に陥りました。

そこで、冬休み前にサピから課題として指定された『ベイシック比・割合・速さ』を、冬休みにサピママが付きっきりで解かせてみると…

なんと、基本のキも理解できていなかったことが判明😰

これはマズイ!と、ベイシック3冊(比・割合・速さ)を基本問題からすべてやり込みました。

すると、冬休み明けの新6年組分けテストでは、目標だった7割を得点

この結果で、サピ長女の「算数苦手。やりたくない」が、「算数けっこういけるかも!」に変化

5年生の夏から始まる比・割合・速さは、攻略必須です!!!

戻れるならば…

6年生の受験本番前になったサピ長女が、

「もう1回、4年生からやり直したい。そしたらサボらずちゃんとやるのに…」

と言っていました。もう遅いわ~!!!👋

けれどサピママも、

5年生で放置しすぎないで!特に夏以降!!

と、過去の自分に言ってやりたいです。

結局、5年生後半のテキスト(デイリーサピックス)はまっさらのまま、受験本番を迎えたのでした…

長くなったので、~算数その2~↓ に続きます。

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