サピママです。
立て続けに読書記録を。
今回は、こちら↓の作品。
ソノリティ はじまりのうた 佐藤いつ子
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中学受験でよく取り上げられる著者の新作として、あちこちのブログでも出題予想されている本です。
人気があるみたいで、なかなか図書館では借りられませんでした。
実際に読んでみると、サラサラ~っと読みやすかったです。
5話のオムニバスになっている作品。
5人の中学1年生が登場し、そのうち4人それぞれの視点から、『合唱コンクール』という行事を通して起きる心の葛藤や淡い恋心、そしてそれぞれの成長の様子が爽やかに描かれていました。
個人的には、5人の中の一人、ピアノの天才「音心(そうる)」の視点の話も読んでみたかった。
彼の存在は、この本全体のスパイスになっているように感じられました。
もし、出題されるとしたら…「第三章 岳(がく)の場合」のところかなぁ?
と、勝手に予想してみるのでした。
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