【サピックス】コース分け基準から読み取る校舎のレベル

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どもサピパパです。

2022年3月入室テスト前後の募集停止校舎一覧!

コース分け基準表

お子さんの通っている校舎がどのレベルにある校舎かというのは、校舎別の合格実績からおおよそ分かりますが、コース分け基準からも分かったりします。

マンスリーテストや組分けテストの結果が出ると、そこから2週間ほどで新コース(コース昇降)になります。このとき、テストで何点~何点をとったならば、どこのコースになりますよ、というコース分け基準表というのをもらいます。

コース分け基準表というのは各校舎ごとのものになります。

テストの偏差値とコース分け基準

他方、マンスリーテストや組分けテストの偏差値は、全校舎総合で算出される数値です。

したがって、コース分け基準表とテストの偏差値をうまく比較してやれば、その校舎がサピックス全体と比較して、賢い子が集まっているのか、そうでもないのかというレベルが分かります。

αクラスで校舎レベルをチェック

αクラス(αコース)は、各校舎ともおおよそ偏差値60以上の生徒が入れるように設定されているようです。

しかし、大規模校ならコース数も多くありますので、偏差値60からαコースというきれいな設定が可能ですが、コース数が少ない校舎、いわゆる小規模校では、コースを偏差値できれいに分けることはできません。

例えばコースが4つ(6年生が80人以下)しかない校舎では、上から偏差値60までに、生徒が12人くらいしかいなかった場合、プラスして数名αコースに入れるでしょう。

ちなみに偏差値60というのは、上位15.9%の人たちとなります。

10コース中アルファが2コースの場合

例えば、6年生が10クラスある校舎でαコースが2コース、つまりα1、α2と設定されていたとすると、2÷10=0.2、つまり上位20%の生徒がαクラスに在籍できるという事になります。

上位20%を偏差値で言うと、58と59の間あたりです。理論上はこの偏差値より上ならαコース、下ならアルファベットコースとなります。

このように、校舎によってコース数と内αコースの数が違いますので、まずはその校舎で、上位何パーセント分のαコースが設定されているかを確認ください。

そしてそのパーセンテージが偏差値でいくつになるかを調べてください→https://komoriss.com/standard-score/

  • 偏差値→上位%
  • 80→0.13%
  • 79→0.19%
  • 78→0.26%
  • 77→0.35%
  • 76→0.47%
  • 75→0.62%
  • 74→0.82%
  • 73→1.07%
  • 72→1.39%
  • 71→1.79%
  • 70→2.28%
  • 69→2.87%
  • 68→3.59%
  • 67→4.46%
  • 66→5.48%
  • 65→6.68%
  • 64→8.08%
  • 63→9.68%
  • 62→11.51%
  • 61→13.57%
  • 60→15.87%
  • 59→18.41%
  • 58→21.19%
  • 57→24.20%
  • 56→27.43%
  • 55→30.85%
  • 54→34.46%
  • 53→38.21%
  • 52→42.07%
  • 51→46.02%
  • 50→50.00%

アルファに入れる理論上の偏差値が分かったら

偏差値で58以上でないとαには入れないはず!ということが分かったとします。

そうすると、コース基準表の基準点でαコースに入れる一番下の点数を確認します。

この点数、たとえば350点だとして、この350点がテストの成績表の偏差値でいくつになるかを確認します。

偏差値はいくつだったでしょうか?

偏差値58以上がαコースとなるはずの校舎で、偏差値60までの生徒しかαコースに入れなかったとすれば、その校舎はサピックス全体と比較し、レベルの高い校舎ということがいえます。

逆に、偏差値58以上がαコースとなるはずの校舎で、偏差値56の生徒でもαコースに入れていたとすれば、それは、全体校舎と比較して、ややレベルの落ちる校舎という事になります。

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