どもサピパパです。
コース分け基準表
お子さんの通っている校舎がどのレベルにある校舎かというのは、校舎別の合格実績からおおよそ分かりますが、コース分け基準からも分かったりします。
マンスリーテストや組分けテストの結果が出ると、そこから2週間ほどで新コース(コース昇降)になります。このとき、テストで何点~何点をとったならば、どこのコースになりますよ、というコース分け基準表というのをもらいます。
コース分け基準表というのは各校舎ごとのものになります。
テストの偏差値とコース分け基準
他方、マンスリーテストや組分けテストの偏差値は、全校舎総合で算出される数値です。
したがって、コース分け基準表とテストの偏差値をうまく比較してやれば、その校舎がサピックス全体と比較して、賢い子が集まっているのか、そうでもないのかというレベルが分かります。
αクラスで校舎レベルをチェック
αクラス(αコース)は、各校舎ともおおよそ偏差値60以上の生徒が入れるように設定されているようです。
しかし、大規模校ならコース数も多くありますので、偏差値60からαコースというきれいな設定が可能ですが、コース数が少ない校舎、いわゆる小規模校では、コースを偏差値できれいに分けることはできません。
例えばコースが4つ(6年生が80人以下)しかない校舎では、上から偏差値60までに、生徒が12人くらいしかいなかった場合、プラスして数名αコースに入れるでしょう。
ちなみに偏差値60というのは、上位15.9%の人たちとなります。
10コース中アルファが2コースの場合
例えば、6年生が10クラスある校舎でαコースが2コース、つまりα1、α2と設定されていたとすると、2÷10=0.2、つまり上位20%の生徒がαクラスに在籍できるという事になります。
上位20%を偏差値で言うと、58と59の間あたりです。理論上はこの偏差値より上ならαコース、下ならアルファベットコースとなります。
このように、校舎によってコース数と内αコースの数が違いますので、まずはその校舎で、上位何パーセント分のαコースが設定されているかを確認ください。
そしてそのパーセンテージが偏差値でいくつになるかを調べてください→https://komoriss.com/standard-score/
- 偏差値→上位%
- 80→0.13%
- 79→0.19%
- 78→0.26%
- 77→0.35%
- 76→0.47%
- 75→0.62%
- 74→0.82%
- 73→1.07%
- 72→1.39%
- 71→1.79%
- 70→2.28%
- 69→2.87%
- 68→3.59%
- 67→4.46%
- 66→5.48%
- 65→6.68%
- 64→8.08%
- 63→9.68%
- 62→11.51%
- 61→13.57%
- 60→15.87%
- 59→18.41%
- 58→21.19%
- 57→24.20%
- 56→27.43%
- 55→30.85%
- 54→34.46%
- 53→38.21%
- 52→42.07%
- 51→46.02%
- 50→50.00%
アルファに入れる理論上の偏差値が分かったら
偏差値で58以上でないとαには入れないはず!ということが分かったとします。
そうすると、コース基準表の基準点でαコースに入れる一番下の点数を確認します。
この点数、たとえば350点だとして、この350点がテストの成績表の偏差値でいくつになるかを確認します。
偏差値はいくつだったでしょうか?
偏差値58以上がαコースとなるはずの校舎で、偏差値60までの生徒しかαコースに入れなかったとすれば、その校舎はサピックス全体と比較し、レベルの高い校舎ということがいえます。
逆に、偏差値58以上がαコースとなるはずの校舎で、偏差値56の生徒でもαコースに入れていたとすれば、それは、全体校舎と比較して、ややレベルの落ちる校舎という事になります。
ギリギリアルファ面白い↓
なんとアルファ残留した。ギリギリのギリギリのギリファ。偏差値的にはアルファベットのはずなので、安心してる場合じゃないのに、息子イェーイってなってる…。痛い目に遭わないと分からないのに…国語がダメでも大丈夫と勘違いしてる…😱
— ancheldogs🌸中学受験🌸2021🌸2023 (@ancheldogs) March 12, 2022
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