どもサピパパです。2月のマンスリーの受験者が7,000人を下回りました(6,688人)。いままでも、受験者数は緩やかに減少傾向ではありました。ただ、7,000人を切るなんてことはなかったのです(5年生の実力診断サピックスオープンを除く)。
サピックス塾生が減っている?
今回、2月マンスリーの受験者が減ったことについて、考えられる原因を並べてみました。サピックス人気に陰り?
コロナの影響で受験者が減った
まずは、コロナの影響ですよね。2月8日のころはコロナ陽性者も多く出ていました。本人陽性のみならず、濃厚接触者に指定された方や、感染が怖くて試験を回避した方もいたかもしれません。マンスリーは、組分けテストほど重要視されない傾向もありますしね。
「2022年度 首都圏中学入試分析会」会場開催とりやめについて、というお知らせも出てますしね。
今後、オミクロン株が落ち着いてきたら、また、その分はテスト受験者数が戻るのではないでしょうか。
新6年生を前に転塾などでサピックスを退塾してしまった
退塾してしまった人は、どう計算しましょうか。まず前提として、1月の組分けテストを入室テストとして受ける方は、だいたい350人くらいです。1月の組分けテストの受験者数は、7200人ほどですから、ここから350人を差し引いた6,850人がサピックス生と推測できます。
この6,850人というのは、12月マンスリーの受験者の7,100人から比較すると250人の差があります。12月マンスリーも1月組分けも同程度のコロナ関係でテストを欠席した方がいるとすれば、250人の差というのは変わらないわけです。ですので、この250人が、新6年生になる前にサピックスを去ったというふうに考えられるわけです。
そもそも塾生が多すぎたので自然淘汰
そもそもサピックスで6年生時点で7,000人の塾生がいるというのは多い方なのではないでしょうか。サピックスホームページの合格実績を見てみますと、第33期までで7,000人在籍というのはありません。第33期(2022年度受験組)の6,435人が最大です。
各期の在籍数を見ていくと、平均105%ずつですかね、毎年増えていっています。その流れが継続すると推測すると、我々第34期は、6,760人前後の在籍数でフィニッシュすると思われます。
- 第33期 6435名 (2022年2月16日現在)、第32期 6179 名第31期 6013 名、第30期 5516 名、第29期 5349 名、第28期 5004 名、第27期 5209 名
結論
1月組分け入室テストをサピックス内部生として受けたのが6,850人くらいのはず。他方、今回2月マンスリーを受けたのは6,688人と、6,850人とのギャップの160人くらい。おそらくですが、この160人がコロナの影響で、マンスリーテストを回避した人たちなのではないでしょうか。
160人が3月の組分けテストでも戻ってこなかったりすると、本当に退塾した生徒さんということになってしまいます。まさか、サピックスの人気にも陰りが出てきたという話になりかねません。
それにしても1月の入室テストで入室した人は、2月のマンスリーは受けてないんでしょうか。受けてるはずなんですが。1月入室組の分が100人ほどは上積みされるはずなんですが。。。
いずれにしても、3月の組分けテストの受験者数を待って、さらなる分析を行いたいと思います。
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