2024年度5年生の志望校診断サピックスオープンについて
5年生の志望校診断サピックスオープンの平均点は、例年210点代~240点代です。これは、通常のマンスリーテストが280点~300点、通常の組分けテストが260点~280点程度であることを考えると、平均点がもっとも低いテストとなっています。
【サピックス4年生・5年生】実力診断・志望校診断サピックスオープン(SO)の概観/平均点/分析/対策5年生で実施される志望校診断サピックスオープン(SO)について、AタイプとBタイプの比重や、マンスリー確認テストや組分けテストと比較し特徴を明らかにし、サピックスオープン受験前に行うべき対策や結果の活かし方について記載させて頂きます。
5年生向けの「志望校診断サピックスオープン」は、年3回開催です。
2020年度(サピ長女が4年生)は、コロナの影響で、サピックスオープンが実施されませんでした。
そういうことのない限りは、年3回開催です。
「志望校診断」という名の通り、志望校を入力し、その合格判定も出るテストです。
おお、いよいよ受験生っぽくなってきたな!とワクワクドキドキ(親が)で、志望校を入力しました。
志望校は10校まで入力できる
第一志望から第四志望までを入力するようになっています。
そのほかに自由選択として、6校を選ぶことができました。
同じ学校でも、受験日時によって別々に選択することになります。「○○学園(2月2日)」「○〇学園(2月1日午後)」など。問題がA問題とB問題に分かれている
5年生では、組み分けのようなテストの形式で、サピ次女はあまり違いを感じなかったようですが、小問ごとにA問題(基本)とB問題(応用・思考)に分かれていました。
理科や社会では、組み分けよりも記述解答する問題が多かったです。記号選択の問題の多くはA問題、記述回答するものがB問題として配点されていました。
算数では、大問1⃣や2⃣の前半はA問題、後半の★3つくらいの問題がB問題でした。
国語は、漢字や言語事項、記号選択はA問題、記述がB問題、といった感じ。
このA、Bごとの得点や平均点が出され、その結果をもとに合格判定がされていました。志望校合否判定の仕方
事前に入力した10校については、紙ベースで出力されたものが戻ってきます。
・合格可能性(%は10刻み)
・志望者数と自分の順位
・判定偏差値
・合格80%に達するために必要な点数、または80%をどれだけ超えているか
そして、コンピュータが選ぶ受験アドバイスとして、試験日ごとのチャレンジ校、合格校、安全校をそれぞれ掲載したものが不随してきました。
合否判定は、選んだ学校の出題傾向を元にされているようでした。
A問題が多く出される傾向の学校、B問題が重視される学校で、A、Bのそれぞれの得点を比率を計算して合算しているのかな?と思われます。
A、Bの得点の仕方で、偏差値表で上位にある学校の方が、下位の学校よりも合格率が高く出る、ということもあり得ます。
我が子の得点傾向から、志望校を選ぶ材料にもなるかもしれませんね。志望校を変更して、合否判定を確認できる
サピックスオープンで一番すごいと思ったのは、結果が出た後も、志望校を変更して、合否判定を確認することができるところです。
これは、サピックスマイページ内で行うことができます。
すでに入力している志望校の他の学校を選んで入力すると、合否判定のみしてもらえます。
これを利用すれば、10校どころか、何校でも合否判定を確認できます。
5年生第2回サピックスオープンの結果から
第2回の受験者総数は5474人でした。サピ長女のときは7000人弱だったので、少子化!?
直前の夏期マンスリーテストの人数と比較しても、14%くらい少ないです。
サピックス生でも受けなかった方々が1~2割、いそうです。
全体(総合成績表A+B)の平均点は、239.7点でした。
算数:60.0/150
国語:68.9/150
理科:57.6/100
社会:53.1/100
サピ次女の結果は、撃沈…。
点数取れなさ過ぎてて、これで分析ってどうなの!?って感じ。
結局、マンスリーや組み分けを含めた直近5回分の平均偏差値が、今のサピ次女の実力かな、と考えています。
サピ長女のときの5年生秋の保護者会動画では、
- 今の持ち偏差値(直近5回の平均)が志望校の偏差値からマイナス10~15程度であれば、目標にしてよい
- 合格判定率40~50%は、あきらめる必要はない(第一志望校であれば)
ということでした。
今回、サピ次女の第一志望校は80%出てしまいました。
チャレンジ校のためにお尻を叩いてがんばらせる必要があるのか、ナゾ。
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