【読書記録】2023年度入試に出題されそうな本⑧

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立て続けに読書記録。

冬期講習前の隙間時間や、冬期講習・正月特訓の息抜きに借りていた本の中から、今回は、2冊目をご紹介↓

空にピース  藤岡陽子 

空にピース (幻冬舎単行本)

以前の読書記録でも紹介した作家さんの作品。

前回は、中学受験塾の先生が主人公にもなっていましたが、今回は、小学校の先生「澤木ひかり」先生が主人公のお話です。

謎が謎を呼び、え?これどうなるの??と先が気になり過ぎて、一気に読んでしまいました。

サピ長女も、「この本、めちゃくちゃ面白かった」との感想。

でも、登場する小学生たちの境遇は、決して面白いものではなく、むしろ辛いし重い。

中学受験ができる境遇にある子どもたちには、この作品に登場する子どもたちの気持ちや境遇が想像できるのだろうか。

でも、そういう点で中学入試に取り上げられそう、とも考えられます。

そして、この作家さんは本当に詳しく取材しているんだなぁ、と随所で感じました。

作品の後半、

  ぼくは、さわ木先生に会えてよかったです。

  先生の名前の「ひかり」は、「光」のことだと思います。

空にピース 藤岡陽子/幻冬舎

のところでは、涙が止まりませんでした。

わが家のサピ長女やサピ次女も、小学校での担任の先生との出会いで変化がありました。

サピ長女は、その先生との出会いで大きく成長し、今、学校が友達が大好きです。

澤木先生のような大人で自分もいたい、と強く思った作品でした。

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