どもサピパパです。今回は、中学受験を離れて、都立の高校受験の内申点の計算方法を説明します。
結論としては、あまり納得感のない計算方法なので、中高一貫校を中学受験して高校受験は回避だな!ってことになります。
推薦選抜
中学三年の成績をもとにした評価と評定を使います。高校によって2パターンあります。
- 各教科にあるAとかBとかの「評価」を数値化する
- AとかBとか「評価」を数値化した5段階「評定」を点数化する
「評価」を点数化するタイプの高校では、教科ごとに比重があります。数学を重視するとかですね。
「評定」を点数化するタイプの高校では、9教科に比重を付けず、同等に見ます。
一般選抜
一般選抜の内申点は、中学三年生の9教科の5段階評価の評定をもとにして、点数化されます。国語、数学などの主要5教科は学力検査(ペーパーテスト)がありますので、それ以外の実技4教科を2倍するというのがミソです。
内申点の算出を詳しく見てみましょう。
- 主要5教科×5段階=25点
- 実技4教科×5段階×2倍=40点
- 25点+40点=65点満点
最後に65点を300点に換算するとのこと。←これ良く分からないのですが、300÷65が割り切れない。65×4倍=260点だし、65×5倍=325点になってしまいます。
なので、4倍しておいて、残る40点を、諸活動の記録に書かれている部分の点数化で、合計300点にしているのでしょうかね。
いずれにしても、
ペーパーテストの前の内申点で、入試全体の3割が決まってしまいます。
それぞれの教科の評定の重みを考えてみます。
たとえば、主要科目の英語が評定5と4の人だと、どれだけ点数が違ってくるのか、65点から4倍するという計算だと、4点変わってきます。評定5の人と3の人では8点違ってきます。
実技科目の場合は、たとえば音楽が評定5と4の人では、8点差が付きます。評定5と3のひとでは、16点差がつきます。
一見、16点も差がつくの!?と思われるかもしれませんが、1,000点満点の16点というのは、1.6%でしかありません。されど、1.6%です。
実技科目の評定差は最後の合否ボーダーラインで、数点を争う場面では大きな差になるかもしれません。
都立高校は万能タイプがほしい?
都立高校はどの教科も手を抜かず、しっかり評定点を稼いでいる方に来てほしいということでしょうか。
今の世の中に万能タイプは必要ですかね。とはいえ、国立大学も7教科に情報だかを加えて8教科とか言ってますから、万能タイプが有利かもしれません。
ただ最後、役人くらいにしかなれなさそう。
サピパパ的には、子どもに突出タイプになってほしいと思っています。
でわでわ。
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