どもサピパパです。フェリスの入試も終わりまして、合格した方も、繰り上げ合格を待っている方もいらっしゃると思います。フェリス人気ありますからね。偏差値もなかなか手に届かないレベルの高さです。
フェリス女学院
では、まずですね、合格倍率から見てみましょう。2022年度は2.17倍でした。ほぼですが、2人に1人が合格ということになります。フェリス女学院は募集人員180人のところ、毎年200人の合格者を出しています。入学者は募集人員の1.1倍までとされていますので、学校側としては180人~198人の間で入学してもらえれば良いという考えなんでしょう。
フェリスの繰り上げ合格は毎年若干名といわれています。10人はいない程度。7人~9人といったところです。
フェリスの情報では「合格者から入学辞退者が出た場合、順次次点の者を繰上合格とし、保護者あてに直接電話連絡いたします。」とのこと。
合格者の入学手続きですが、2月3日3時までの入学金納入が1次期限です。ので、ここで入金しない場合は、入学辞退となります。辞退者が5人ほど出た場合、(その後の辞退数を考慮して)数名の繰り上げ合格がなされます。繰り上げ合格の対象者には4日以降に電話が来ることと思います。
学校側にとって定員割れは絶対にあってはいけないことですので、必ず定員より多めに取ります!かといって、募集定員より多めに取りすぎると、今度は文科省から怒られますので、定員の1.1倍を超えることもあってはなりません。
次の合格者繰り上げは2月8日の納入金の締め切りタイミング後になります。おそらく2月の中旬、下旬くらいまでぽつぽつと繰り上げ合格者を出していくのではないでしょうか。
試験結果
試験結果も見ておきましょう。国語・算数は100点、社会・理科は60点満点の傾斜配点ですね。どの学校もそうですが、肝になるのはやっぱり算数の出来です。
フェリスの算数ですが、平均点がとうとう37点になってしまいました。鬼すぎ。
平均点=合格者最低点とは必ずしもなりませんが、2人に1人の合格者となるフェリスでは、合格者最低点≒平均点ということで良いのではないでしょうか(正規分布しているものとして)。
合計320点のところ、受験者平均点は177点(得点率55%)ということになります。従いまして、2022年度に関していえば得点率60%をとれば、なんとか合格できそうです。
2021年度は受験者平均点は206点(得点率64%)でした。それを知っていた受験生の子は、ことし、算数全然できなかったー、無理かもー、なんて合格発表までの間、悲観していたかもしれませんね。
2023年度もこの傾向が続くのでしょうか。だとしたら、算数苦手な受験生きつい。
首都圏模試センター
コベツバ神動画
全体感としてはレベルAが25%、レベルBが75%と非常に難易度の高いセットとなりました。
中学受験コベツバ
例年レベルAが50%前後出題され、そこを確保すると合格ラインにギリギリ乗ることができる構成でしたが、本年度はレベルBを最低でも数問正解しなければ合格ラインに乗らない構成となりました。
学校側としては応用問題への対応力のある人に来て欲しいというメッセージだと解釈することが出来ます。
女子の人気校で、いきなり算数のレベルB問題を50%から75%に増やすってどういうことよ。緩やかに、数年かけて難しくしようよ。
まさか、算数の教員が変わって、問題作成者がその人になったとかいう話?問題作成者が1年目だから張り切って難しくしちゃいました、てへぺろ。来年は元に戻しますねー。てことでいいのかな?
コメント