どもサピパパです。
先日、サピックス主催の2023年度【首都圏】中学入試分析会に行ってきました。
2023年度【首都圏】中学入試分析会
サピックスの合格実績
平成元年から数え、34期生にあたる今回のサピックス生の頑張りは、以下の2点で要約されました。
いいですねー。
今年度の入試は、サピ長女が参戦しているため、思い入れもひとしおです。
中学受験、参戦は増加傾向
今年は、43,067人(2月1日の受験生合計)が中学受験に参戦し、全中学生に対して15%となりました。
これは、人数、パーセンテージとも増加傾向ですので、中学受験の激戦が継続するものと判断できます。
今後も、子どもたちは大変な中学受験を勝ち抜いていかねばならない訳です。
午後入試が使われがち
2月1日の午後入試の志願者が増加傾向です。そして、早めに合格を勝ち取る、短期決戦の傾向は加速しています。
都外も高い志望順位
短期決戦といえば、都外の1月校の志望順位が高くなってきているとのこと。
栄東や浦和明の星、渋幕も通うつもりで合格を勝ち取る。
都外の合格を一つ取っておいて、2月1日も受験する。
そして2月1日の合否に関わらず、受験を終了する。
短期決戦は、今後も続く傾向。
付属校人気はひと段落
付属校は、一部例外を除き志願者数が減少し、大学付属校人気はひと段落したというのが、サピックスの読みだそうです。
男子は強気、女子は安全志向
男子は強気でチャレンジする受験。超進学校が人気。
女子は安全志向が見られ、一部の高偏差値高止まり校は、志願者数を減らした。
女子は、共学に流れたのかな?と思ったが、そうでもない。
渋渋でも男子は志願者増、女子は減ということで、女子の安全志向が裏付けられました、とのこと。
ただし、トップ校は志願者の増減で難易度はほとんど変わらない。ので、注意が必要。
引き続きミスの許されない入試。また、出題の運で合否が入れ替わるほどの激戦が続く。
イノベーション
英語教育やイノベーティブな教育を新規に標榜する学校に人気が出た。
これからの中学選びのコツ
学校選びは、選択の幅を広めにとっておきましょう。
子どもが共学が良いとか、言っていてもそれは、結構変わります。
サピ長女も、女子校で考えていたら、共学が良いと6年生の秋ごろに言い出して慌てたことがあります。
サピックス曰く、特に男子は、言っていることをうのみにしないで、学校選びをしましょう、とのこと。
家庭で、ぶれない「こだわりの点」を決めておくと良い。
子どもへの関わり方
保護者はマネージャー(共感力を高める、伴走者)であれ。
子どもが受験を快適に進めていけるよう、モチベーション、生活、健康、などをチェックしておく。
勉強のコーチになるのは止めましょう。
短所の克服より、長所を伸ばすことをしましょう。
失敗を学びととらえてほしい。
失敗を恐れずチャレンジする。
コスパ悪くとも、回り道に見えても、それが学びにはすごく重要。
失敗と書いて成長と読む。
なるほど。
そんな気持ちで子どもと対峙していきたいと思います。
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